マイダイアリー

　新年明けましておめでとうございます。昨年は自分にとって大きなチャレンジの年でした。様々な方との出会いと様々な経験をいただいた年でした。また、このページへアクセスしていただいた方、その上、掲示板への書き込みをしていただいた方、メールを出してくださった方本当にありがとうございました。アクセス数も多いときには、１日２５０を超え、コンスタントに１日１００を超えるアクセスをいただきました。今年もよろしくお願い申し上げます。

　「人権は侵害するものが悪い」これは当たり前のことなのですが、インターネットの世界では、匿名のため、なかなか追求できません。ウィルスについてもこの年末年始猛威を振るっているようです。だからこそ、ウィルスソフト、ファイアーウォールソフトが売れているようです。
　学校の中では、差別してしまう人にかかわってどう変えていくかと考えていくのですが、インターネットの世界ではできません。自らが自らを守るしかないんですよね。学校とインターネットの違いはかかわれるかどうかということですよね。インターネットは時代の流れでこれからますます普及発展していくでしょう。情報が得られる代償に失っているものをつかんでおく必要があると思います。当たり前で片付けずに・・・

　障害者問題をどうとらえるか人権メッセージに書き込みをいただきました。
こうやって議論すると自分の中の思いが少しまた、まとまりつつあります。これが正しいというものでもないし、他の方の思いを否定するものでもありません。単に自分の思いです。でもこれが自分の障害者観の問い直しにつながるんですよね。ほんと、自分のためです・・・

　障害者というくくり方は実は健常者側の見方であって、こういうとらえ方がなくなれば、障害者という言葉はなくなります。障害者を障害者として受け止めるのでなく、一人の「自分と違う人間」として受け止めれば「障害者にどう接するのか」と考えること自体おかしなことと気づくのではないでしょうか。生徒に教える場合、「人とどう接するべきなのか」「自分の隣の人とどう接していくか」を考えていく場にしないといけないのではないでしょうか。
　人はそれぞれ違います。でも、人間の中に自然と「○○はいい」「○○は悪い」という価値観ができているために、ハンディを感じる人がいるのです。
　私は生徒に「かかわれ」と言っています。それは、その人の違いをよい、悪いというとらえ方でなく、違いを理解し、だから、自分だからこそのできることを考えさせたいがため。逆の言い方をすれば、自分を理解し、自分に誇りを持つため・・・
　だから、またより深いかかわりが生徒の中にできます。すると、生徒がつながっていきます。すると、思いをぶつけあい、自分の価値観を見直そうとします。すると、反差別のつながりができます。
　だから、いわゆる「障害」者と言われている人もこのつながりの中の一人ととらえたいのです。

　昔の同級生との話の中で、同和問題について話しをする機会がありました。いろいろなこと勉強してて、会話を楽しませてもらいました。いろいろな本を読んでいるということです。「なんで、そんなに勉強してるんだ？」と聞くと「ライフワークだから」と・・・この言葉を聞いてどきっとしました。自分のライフワークは？と改めて問い直してみました。もちろん・・・簡単な言葉ですが偉大な言葉ですね。

　最近なぜか、いろんな文章書いたり発表したりと、そういう機会が多いのです。だから、これまでとは違う人との出会いも多くいただいてます。教員という立場でない方との出会いはまた多くの刺激を受けます。教員が当たり前に思ってることが実は当たり前でなかったり、逆に、教員が裏の裏まで考えてしてることもあるし・・・でも、違った意見でも、違った人でも同じ目的だったり、同じように一生懸命だったりすると、つながったりするのが不思議です。これがつながりなんですね。

　今日は人権メッセージへ多くの元気もらえる書き込みいただきました。新しいＨＰを作られた１８歳の女の子と同和教育に対して、管理者と同じ気持ち持っている（と自分では思っている）方。
　こうやって、同和教育をかかわっていくと、あったかいつながりができるのがうれしいですね。私自身、最初に出会ったときは部落差別に怒りをもっていたんですが、でも、今から考えると、部落の人のためだったのかもしれません。でも、結局自分の生き方考えていくものだと感じたとき、とっても楽しくなりました。ですから、はまって、今ではＨＰの管理者までしてます。また、がんばるぞって気持ちたくさんいただきました。

　１月というなかなかアクセスのない月に、月末にはかなりのアクセスをいただき、月刊アクセス数最高の月となりました。実は、地元でも、同じ思いの方にはホームページについてはお知らせしていることもあったり、いろいろな会等で全国の方との知り合いもできたことによるのかなあと思います。つながりの結果だと思い、これからもあったかいつながりを大切に、また、よりいっそう広げていけたらと思っています。