マイダイアリー

　ホームページ開設から２年がたちました。たくさんのご訪問、メール、書き込みありがとうございます。学校の中でも同和教育担当として仕事しておりますので、思うような管理ができておりませんが、皆様方とのつながりから元気をもらってがんばっております。これからもよろしくお願いいたします。

　人権学習をがんばっている高校生の集まりと出会いました。中学校までは、学習会があっても、高校に行くとつながらないという話しをよく聞きますが、がんばる場所はたくさんあるし、高校のほうがもっと素敵なつながりができると確信しました。けど、自分で求めなければならないという条件付ですが・・・ということは、そういう求める心を持てる生徒を育てるのが、中学校の役目なんですね。

　今年の夏休みは、地域、全国の研究会、高校の研修会で報告をさせてもらう様々な機会をいただいています。慣れていないため、何をどのように伝えるかを考え忙しい日々を送っていますが、出会いを楽しみんでいる夏休みでもあります。いい出会いができますように・・・

　今日、ホームページ開設当時に、書き込みをいただいている方から人権メッセージへの書き込みをいただきました。実は、その娘さんがこのページ開設と同時期に生まれたんです。遅ればせながら、２歳の誕生日おめでとうございます。彼女がこのページを見て書き込みいただくまで私もがんばろうと思います。

　先日、ある地区へ「学校での同和教育」ということでお話に行かせてもらいました。そこで、ハード面はだいぶできてきたけど、意識の問題がこれからいっそう大切という話がありました。同和教育とは、自分の弱さや醜さと戦うこと。今日戦っても、明日戦えるとは限らない。だから、改めて、人権考えるのっていいなあっていう経験をたくさんさせていくことが、将来社会にでた時、なんかの講演会、研修会という話を聞いた時、求めていける子につながるのではないかと思います。

　中学校の教員してますので、このホームページ運営で一番うれしいのは、やはり、生徒から質問やお思いが届く時なんですよね。夏休みということで、宿題としてかもしれませんが、人権についてレポート提出があるようです。それで、多くの質問が届けられます。答えるのは能力的にもたいへんですが、顔をニコニコさせながらメールの返事を書いてます。先日は、できたらレポート送りますと言う返事までいただきました。ほんと楽しみにしております。

　ある方がこう言われました。「新聞記事で人権の問題が載っていて見ないのは差別ではない。けど、見ようとしないとなくならない。」私がいつも生徒に言っていること『「差別はいけない」「差別をしない」から「差別をなくす」へ・・・』『社会に出てからの目指す子供像とは・・・社会にでて講演会や研修会を求める子』なんか、この方のこの言葉で裏付けされたような気がします。

　このたび、人権メッセージに書き込みをいただいている方と出会う機会がありました。相談にのると言っても、どう語ればいいのか？悩みながら出会いました。けど、芯のしっかりされてる方でゴールが見えていらっしゃる、それに愛の力というか、正しいものを信じて、お二人でちゃんと差別に向き合っていらっしゃる方でした。応援しかできませんでしたが、最後に私が伝えた「結婚式には呼んでください」が実現できると信じています。