マイダイアリー

　11月になりました。最近忙しくてなかなかメールへの返事ができませんが、引き続きよろしくお願いいたします。さて、先日また、それぞれの子供にどう同和教育を生かすかという話が同僚の先生とできました。子供が自分の立場を自慢するそんな生き方との出会い、そんな声かけという教師の姿勢が大切なんですよね。手話を知らない耳にハンディを持つ子は、どうやって一般社会にて適用するかを自然に指導されています。手話を知ることにより聾の人ともその他多くの人ともコミュニケーションできる素敵な立場なんでだって自覚できたとき、差別が悪いんだ私は堂々としとけばいいんだってなるんじゃないでしょうか？ちなみに飲みながらの話でした。

　新しい班になりました。今回は班長に主導権を少しずつ渡しながら・・・。新しい班で自主的に班長会の招集があり、ある班からの悩み相談でした。他の班で協力できることを出し合い、そして、その班長の愚痴（？）を聞いていい感じで今日の朝を迎えています。班を変えることは席を変えることではありません。かかわりを変えることです。新しいかかわりの中で新しい自分を見つけてほしいものです。

　いよいよ全同教が近づいてきました。今年は、なんとか学校の出張で行けそうです。何年か前に全同教で「全同教に参加できるようにするのが、私の運動です。学校が始まるまでには（月曜日）には、帰って子供に出会うんです。」と言われた方がいました。昨年行きたくても行けなかった自分。今年はなんとか行けるようになって喜んでいる自分。まだまだ熱を学ばないと・・・と感じながらがんばる決意です。

　何を話しても、マイナスととらえてしまう子がいます。そんな子にわかってほしくて・・・。
　「外に咲く花は、ただの色のついた植物・・・美しいと感じるのは、花が美しいのではなく、美しいと感じる心が私たちにあるかどうかなんだよなあ・・・。」

　ある班の班ノートで、なかなか話しても変わりきれない子が班の子の思いを聞いて、その返事を書いてきました。これまで、他の子が同じようなことをいっても、「何言ってる！関係ない」と言っていた子が、とげとげしい言葉が全くなく、一生懸命班の子に答えて行きます。そして、普段の生活を変えようとする姿が見え始めています。

　さて、福岡全同教が近づいてきました。生徒はテスト勉強で一生懸命ですが、少し学校を離れて、改めて生徒に何が返せるか？そして、帰ってくるときは、生徒の顔が目に浮かぶような研修にしたいと思います。