研究会で、ある報告者から障害のある兄についての報告がありました。まさに、私の兄と重なる報告に私も兄のことを伝えたくて仕方ない気持ちになりました。その報告者とは以前出会ったことがあって、私の兄のことをよく知っておられるとのことをお聞きしていました。その時は、その方の兄のことを全く知りませんでした。その方の報告のあと、どうしてもお話したくなり、その方のところへ飛んでいきました。

　２学期になり、運動会への取り組みを学級でしています。心無い一言で涙を流す子、みんなの思いを感じたり、知ったりして、感動する子などさまざまです。生徒が運動会が終わってから、残したいものの第１位は、結果（４位）でなく、団結（３位）、協力（２位）でなく、「思い出」でした。今回の行事も３年生の時の行事をイメージさせて、いろいろな話をしてきた結果なのかもしれません。いよいよ明日が本番です。生徒からもらった素敵なプレゼントを着て、声援をおくります。

　体育祭が終わり、その様子を映像で見ました。本気の姿をたくさん見れて、子どもたちの本物のがんばる姿をお互い見て、感動でした。子どもから「結果よりも、感動や思い出が残ることを実感しました。」と。最後に、感想を子どもたちが語っていきます。普段の生活、そして、合唱コンクールへとつながる語りでした。

　１分間スピーチ。いろいろなところでよくやられている活動です。話題さがしから、発表の話型までいろいろ考えさせるある資料がありました。よく見てみると、それぞれの子どものニーズにこたえるスモールステップなどユニバーサルデザインの指導法の大切さと、これまでやってきた自分のやり方の強引さを感じます。

　２学期になって、イライラが自分で解消できずに、人に当たってしまう子がいます。保護者や本人と話したり、時には、大きな声で注意をしたり・・・でも、その子は、毎日の個人ノートは忘れません。そのノートに書く内容は、とっても前向き。個人ノートでは、私も「私のこと」をたくさん書き、そして、褒めまくっています・・・とってもあったかいノートです。