ある中学校で、ＨＰの一部を資料化して授業を展開されました。生徒の感想を送っていただきましたので一部を紹介します。

新潟県のdoraemonです。小さな中学校の教員をしています。実践記録など読ませていただき、勉強させていただいております。

生徒たちのお手紙をお送りします。生徒たちは返信を心待ちにしておりますので、直接でなくとも、何らかの形でうさこさんや、masaさんのお気持ちを伝えていただけたら、本当にうれしいです。ちなみに、使わせていただいたホームページの資料は以下の通りです。

�@差別とむきあう姿のmasaさんの「どうしたらいいですか」（人権メッセージ１）

�A人権メッセージの掲示板のNo.226前後のmasaさんやうさこさん、あるいは清見さんなどの書き込みを使わせていただきました。

Masaさんへのお手紙

はじめまして。ぼくはＭと申します。ぼくはある中学校の３年です。この学校では３年間、人権について勉強してきました。そして今回はｍａｓａさんの書き込みを読ませてもらいました。ぼくたちは一年のころから部落差別の問題について勉強してきましたが、ぼくはｍａｓａさんの考えは正しいと思います。ぼくは中学に入って初めて部落差別というものを知りました。ぼくは何でそんなものがあるのか勉強するたびに思います。ぼくがｍａｓａさんなら、あなたの両親を恨んで夜も寝れません。でも、ぼくならその両親から逃げずに認めてもらうまでがんばります。

はじめまして、私はＹといいます。中三です。今は学校の道徳の時間です。最近、人権問題を授業でやっています。ｍａｓａさんの書き込みを見ていて｢みんなで書き込んでみよう！｣ということなので私の思っていることをを書きたいと思います。

はじめに、ｍａｓａさんの両親の言葉にすごく驚きました。家族に向けてそこまでいえるものなのかなという風に。前に一度母に｢部落差別のことしってる？｣と、聞いたことがあります。母は｢なにそれ？｣という感じでした。やっぱり、よく知らないで物事を決めつけるのは良くない。私はそう思います。

はじめましてmasaさん。Ｈと申します。masaさんのお話読みました。同和問題とは、とても難しい事だと感じました。だけど、逃げるということはよくないと思います(ごめんなさい)。やっぱり最後まで解決して、お互い納得いくまで話し合うことが大事だと思います。親にいろいろといわれて苦しいと思いますが、親に納得させるまで粘ってほしいです。

こんにちは。Masaさんの書いた物を読ませて頂きました。私は、中学校に行っている３年です。Masaさんは、沖縄へ行くと書いてありましたが、本当にいいのですか？お父さんが部落の方と結婚してはいけないと言ったのはきっと昔から言われていた事とかがあってmasaさんのことがすごく心配だったからだと思います。

もしも、masaさんの子供が部落の方と付き合ったとしたらmasaさんはきちんと受け入れてあげることができますか？もしもmasaさんが沖縄へいってしまうのならお父さんとはずっと気まずいままですよ。だから、きちんともう一回お父さんと話合ったほうがいいと思います。

私は、最近授業で人権について考えたのであまり良くわかりませんが、そうゆうふうに差別する人は許せないですよネ。よく彼氏と話合って決めて下さい。

最後に、masaさんが悪いわけではないのでお互いに分かりあえればいいんじゃないでしょうか。私ももっと分かるようになりたいです。

うさこさんへの手紙

初めまして。うさこさんの書き込み読みました。うさこさんの彼氏が部落出身とゆう理由で付き合うことや、結婚することを反対するなんてひどいです。うさこさんの両親は自分たちのことしか考えてないように感じます。でも、まったくうさこさんのことを考えてないことはないはずです。ただ、部落のことを意識しすぎているのだと思います。部落の人は私たちとは違うとゆうイメージがあるから・・・。そんな考えの人たちがたくさんいるから部落差別が今も残っているのです。部落差別はすぐに解決できる問題ではないと思います。でも、少しずつでいいから多くの人が部落について考えていけばきっと解決すると思います。私は中学３年生です。部落差別のことについて学校で学んでいます。あまり詳しくはないのでいいアドバイスはできないけれど、両親としっかりと話合って理解してもらえるようにがんばってください。

こんにちは。はじめまして。学生です。

ちょっとでもうさこさんを勇気づけたいなあ、と思って書きました。私たちも今、授業で部落差別のことを学んでいます。だから、少なくとも私たちはあなたの味方ですよ！うさこさんのご両親は、やっぱりはた目を気にしてますよね。その気持ちは分かりますけど、でも、最低限の親の役目を果たしてもらいたいですよね。

我が子の幸せを親が勝手に壊して・・・。すごくゆるせない。やるせない。

世の中、その立場になってみなきゃ分からない事ばっかりですよね。ご両親にも、もっともっと部落差別について勉強してもらいたいです。そうすれば、絶対自分が間違ってるってこと、分かると思います。なんで部落差別なんてことがあるんでしょうね・・・。

私は、差別している人より、差別に耐えて一生懸命努力してる人達の方がよっぽど尊敬します。だから、本当にうさこさんには頑張ってもらいたいです。

絶対、部落差別なんかに負けないでください。部落差別なんて、なくしましょう！！これからの社会は、私たちで作っていくんです。だから、もう落ち込まないでください。部落差別がいけないことだってこと、そう思う人はたくさんいるはずですよ。