「こんなとき・・・」

人権は大切だとみんなが知っています。

でも、こんなとき・・・。

知らないことを人から聞いて「かわいそうだね」と思った時。

この国、町で暮らしにくいと感じている人たちがいることを知らない時。

「やはり、この人は・・・」と口から出そうになった時。

「この人は・・・のくせに」と口から出そうになった時。

「あの人イヤだね」と言われて、知らないのにあいまいな返事をした時。

「差別はいけないと知っているから・・・」と言った時。

人と違う自分を恥ずかしいと思った時。

イヤなことを、自分とつながるふるさと、おうちの人、仲間のせいにする時。

「こんなとき・・・」に寄せて

「あなた」は「あなた」でいいんですよ。

そんな自分を好きになればいいんですよ。

「あなた」は世の中で・・・

「あなた」しかできない生き方、感じ方、できることがあります。

逆に、「あなた」のまわりの人は・・・

「あなた」の持っていないステキな生き方、感じ方を持っています。

「あなた」が生きている間に、どれだけたくさんの人に出会うのか・・・

それが「あなた」をステキにしてくれます。

差別は他の人の中にあるものでなく、世間にあるのでもなく、

あなたの心にいつでも生まれることがあるものです。

人と出会い、自分を見つめる・・・差別をなくすこと。