差別は誰の心の中にも住んでる。

…差別されてる方がまだ幸せだ。他人を差別せずに済む。差別しようとするのは、本当は自分自身が弱いからで、そんな哀れで愚かな自分から逃げだしたいから、差別するのだとおもいます。

僕だって、立派に他人（＝普通の日本人）を差別しようとしてる。そうした自分自身との戦いだと、理解してます。

差別される側がかわいそうで、そう言ってるのでは、ありません。全く、反対です。差別する側が、あまりにミジメで哀れなので、そう言ってるのです。

差別は、誰にとっても自分自身の「心」の問題だと思います。

まず、相手を尊重し、理解し、そしてより善き未来に向かって、共に働こうという、建設的な姿勢が問われる、と思います。

「朝鮮人」と日本人は異なります。同じく、「日本人」も朝鮮人と異なります。「日本人」を尊重し理解しようとすべきではないでしょうか？

この「意味」は、日本人には到底、判りません。蔑視と差別の中で、あえぎ続けてきた朝鮮人にとって、その相手を理解するということが、どういうことか…。それは、限りない苦痛と勇気を伴ないます。しかしそれは人間が「人間らしく生きる」という、断固とした決意でもあると思うのです。